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私の国際ボランティア [ボランティア]

この数ヶ月たまらなく大忙しの毎日でした。
過去に、ブログをこんな長い期間アップデートしないことはなかったです。
5月に入りました。

私は3月末にフィリピンのマニラで、小児癌患者支援ボランティアをやってきました。
昨年の10月以来の活動でした。
どこに行っても子どもたちは元気のはずです。
しかし、今回は現地癌センターで子どもたちと会い物資を支給する活動でした。
私はこの活動に参加したのは2回目です。
小児癌の年齢は一般的に0歳から14歳までを指します。
おそらく、日本では一年間に癌と診断される症例数はそんなに多くないと思いますが
それでも最近の国立がんセンターでは2100例はあるとの報告があります。
フィリピンの実態は実は私も良く解らないのです。
生まれて数か月で癌と診断されて、先が短い子どもをみると胸が詰まります。
現地の母親に聞いてみると「リンパ性白血病」「骨髄性白血病」が多かったです。
子どもたちは自分の足で歩ける子、車いすの子、ぐったりとしていて、笑顔の子は見かけ
る事が出来ませんでした。
抗がん剤で髪の毛が抜けています。
何とか話しかけても、子どもはあまり話したくないようで母親が答えてくれます。
ほとんど登校していない日々の毎日。
何もこの子どもたちが悪いのではありませんが、この時にすでに人生の先が見えません。
ただ、手を取って握るだけしか出来ない私はとても辛かったです。
ある子は3歳で癌になり現在11歳でした。学校に入っていませんので何か助けたいと
湧き上がる衝動に走りました。

そこで、私個人は
今年の秋までに100人の小児癌へ「愛の毛糸の帽子100プレゼント」のプロジェクトを立ち上げます。
現地は暑いのですが毛糸の帽子とマスクが一般的な装いです。
この5月からスタートする予定でパンフレットを作成します。
ありがとうございました。



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なお、ブログなどにのせるために写真を使うことは許可を頂きました。









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コメント 3

Kiki

こんにちは
フィリピンでのボランティア大変お疲れ様でした。
病を患い笑顔も失われた子供達を目の当たりにして
とてもお辛い気持ちになられた事でしょう。
呑気に南の国へ遊びに行っているとが
恥ずかしくなるようでした。
病に苦しむ子供たち、ご家族に
ほんの少しの笑顔であっても
きっと訪れる事をお祈りいたしております。

by Kiki (2019-05-01 16:08) 

moz

病気と闘っている方たちのこととても心配ですが、それが小さい子供たちだと…さらにさらにですね。
元気に笑顔で飛びまわって遊んでいる、学校で勉強している、そんな時なのに、先のことを考えるのもつらいでしょうし、お母さんも…。そんな子供たち等に会われるのはとてもお辛いですよね。
じぶんがその場所にいたら、声もかけられないし何をしたらいいかも分からないなと思います。
素敵なプロジェクト。頑張ってください。
by moz (2019-05-07 08:23) 

RNnori.

お二人へ
いつも心優しいコメントをありがとうございます。
病気には誰もなりたくありません。特に子供のガンは悲惨です。
何もしてあげられない。
その時にそう感じました。
この子たちより何十年も多く、元気で生きてきた自分にとても感謝しました。小児癌はどうしたらならないように出来るのか分かりませんが少なくっても、遺伝子や食事や環境の変化は関わっているのではないでしょうか?私たちは出来る事から進め、確認して行きたいと思います。
いつもありがとうございます。
by RNnori. (2019-05-11 17:39) 

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